恋人や大切な家族にクリスマスプレゼントを

クリスマスには心のこもったプレゼントを

彼と付き合いはじめてから二度目のクリスマスは、ちょっぴり寂しい気分で迎えました。彼は、年明けにアメリカへ留学してしまうのです。遠距離恋愛なんてしたこともないし、とにかく不安でいっぱいでした。

 

それでも、映画監督になることを夢見て、映像の勉強をするためにアメリカに行く彼を私は精一杯応援してあげたい。寂しいけれど、夢のために頑張ってほしい。そんな気持ちで、彼へのクリスマスプレゼントにはちょっと高めのムービー専用のカメラを半額出資して、二人で一緒に買いました。二人で頑張っていこうね、という願いを込めて。

 

一方、少し期待していた彼からのプレゼントは、何だか拍子抜け。1万円くらいのアロマ加湿器。確かに、前から欲しがってはいたけど…もっとロマンチックなものを期待していただけに、密かにガッカリする私(笑)。

 

そんな、ちょっとガッカリなクリスマスの翌々日、私は彼の”サプライズ送別会”を企画していました。彼の友人たちを内緒で呼んで、驚かせようと思っていたのです。その日はまるで普通のデートのように過ごし夕方に、カフェに入ろうと誘いました。

 

カフェに入った瞬間、ニヤニヤと笑うたくさんの友人たちを見て「あ〜やられた!」と、いいリアクションをしてくれる彼(笑)。彼の喜ぶ姿を見て、私はとても幸せでした。しかし!本当のサプライズはこの後に起こったのです。

 

彼が急に立ち上がり、話し始めました。「みなさん、ちょっと聞いてください。俺は来年からアメリカに行きます。その間、彼女のことを守ってやってください。そして、俺からのプレゼントがあります。もしかして、今日サプライズの送別会があるんじゃないかと思って、今日持ってきたんだ。みんなの前でプレゼントしてあげたくて。受け取って。」

 

そう言って手渡されたのは、指輪でした。私は驚きと嬉しさで涙があふれて、何も言えませんでした。(しかも、サプライズに気づかれていたのか…)

 

「そんなに高いものじゃないけど、寝てる間に指のサイズをちゃんと測って、選んだんだ。俺の代わりだと思って、大切にしてよ。」そう言われて、指輪を右手の薬指にはめてもらうとサイズが全然合っていなくてブカブカ。測ったんじゃなかったの?肝心なところでおっちょこちょいな彼、ちょっと笑える(笑)。しょうがないから、人差し指にはめることになっちゃいました。

 

クリスマスの二日後の逆サプライズ、彼にしてやられたり…指輪は今でも、私の右手の人差し指に光っています。